いつもの

十数年振りに違う美容室に行った。

美容室を代えるというのはなかなかの勇気がいるものだ。

美容室に限らず「変える」ことは面倒くさくストレスでもある。

いつものは決めなくていいし、無駄な動きもいらない。

が今回はいつもの美容室に飽きたと感じたいうより、

なにか変化が欲しかった。

美容室はむか~し昔、若い時に切ってもらっていた人で、

懐かしい話もでき、年を重ねたその人から興味ある話も聞けるのではないか、

という思いもあり、わざわざネットで調べて初めての店へ行ったのだが、

人間思い通りにはいかない。

その人は私のことを覚えていなかった。

なんとなぁく覚えているとは言っていたが、そうではないことが最後までわかった。

しかも歳を重ねた職人さんは愚痴と自慢が多かった

何よりもショックだったのは、指名料がないのにもかかわらず、

カラーだけなのに結構な料金がかかったことだ。

いつもの店よりは安いと思い込って行ったのに・・(´;ω;`)ウッ…

思い出と理想は自分だけのものだと改めて痛感した。

 

「いつも」に飽きたなら、他人に頼ってはいけないのであった。