ヤクルト
訪問販売に弱い。
若い時に外回りの営業をしていたこともあって
気持ちや大変さがわかってしまい断れないのだ。
今とっている明治のヨーグルトも若いお兄ちゃんに
3か月だけでいいのでと頼み込まれて始めた経緯だ。
ヤクルトのお姉さんが訪問営業に来るようになった。
先週「是非ともうんち記録をつけてください」と言われた。
そろそろ取りにくる頃だが、記録はもちろんつけてない。
寝は真面目な性格なので、つけてないのが悪い気持ちになる。
そしてとうとうお姉さんたちがやって来た。
いつもは1人なのに今日は地区担当の人もやってきた。
断れない時の理由はただひとつ、相手が感じのいい人だからである。
しかも今日は年齢の話になり、「ものすごくお若く見えます」
などと言われてしまった。
もう断らない選択肢しかなかった。
私の悪い癖だ、すぐ調子にのってしまう。
明治からヤクルトに切り替えることにしよう。
仕方がないことでもない、明治にはなんの義理もない。
身体いいいと言われて否定はしないさ、天下のヤクルトだもの。
綺麗なウンチは憧れる。
今日から我が家はヤクルトだ。
人生の選択は「たまたまの出会い」である。
お世辞を言われたからではない。