たい焼き

テレビで老舗のたい焼き屋が放送されていた。

お客は口々に「甘さが丁度よくて美味しい」と言う。

美味しそうに食べていた。

あ~、私も食べたい!

今すぐ食べたい!

 

翌日、出かける夫に当然ながらたい焼きを頼んだ。

結果は大行列の一時間待ちで即刻断念したとのこと。

並んだ人はみんなあのテレビを観ていたのか?

テレビの力の偉大さよ。

全国の相当数の人々が、翌日たい焼き屋に行ったことだろ。

その後夫は違う店舗でたい焼きを買って来てくれた。

人気の小倉がたまたま焼きあがった時だったらしい。

 

たい焼きといえば小倉に決まっている。

テレビを観たからクリーム入りが食べたくなるはずがない。

食べ始めは当然頭から。

饅頭はこしあん派だが、たい焼きはつぶあんだからこそ美味しい。

外はカリッと中はどっしりと。

なんともまぁ、いたって普通の表現である。

しかし昭和生まれのたい焼き好きはこんなもんである。

 

平日の昨日再び人気のたい焼き屋に行った。

さすがの平日に並んでいる人はいなかったが10分待ってと言われた。

買って来てもらった前回は残念ながら冷めてしまっていたが

今回は出来立てを食べた。

やけどするくらいあんこが熱かった。

この店のあんこの量も半端ない。

大満足だ。

 

毎日まいにち鉄板の上で焼かれてくれてありがとう!